販売心理学~販売の甘露~

前回ゼミ友達との飲みで面白い話を聞いたのにご紹介し忘れた点があったので、ご報告。

クロージングの段階になってくると、販売する側は、お客様に、
「これでどうでしょうか」
といったものを提案してきます。

その時、黙ってしまわれるお客様がいるのだとか。

この沈黙、皆さんが販売する側だったらどう思いますか。
友人が先輩から教えられたのは、この時期の沈黙を
「黄金の沈黙」

というのだとか。
お客様が沈黙している場合、それはYESの回答を頂けるケースが多いからだとか。

面白いですね。

普通沈黙してしまうと、販売する側の心理としては、この沈黙を破りたくなるところなのですが、それを行ってしまうと、YESの答えが、NOになりかねないので、お客さまと一緒に沈黙する。

これもまた販売心理学の一つのようです。

沈黙に黄金と名をつけるところが。

これを勝ち取るために販売する人間は日々営業を積み重ねているのかも。
初対面の人間との沈黙は何とも言えない空間ですが、YESと言ってもらえそうな沈黙はもう営業マンにとっては甘露の如く魅惑的なものなのでしょうね。
私も同じ販売をする人間。
同じことか。

契約する金額が非常に高額であるために、最後の決断の前にお客様は黙ってしまうのかもしれませんね。
心理学的にも立証されていそう。

そうそう、前回お話ししていた販売心理学と関連性がありそうなNLPについてなんですけど、NLPを学ぶには、手軽に体験できる2日間コースから、10日間の上級コースといったNLPセミナーがあるそうです。

販売をするものなら誰もが思っていること。
それは、努力した分だけ報われたいってことですよね。
NLPでは、心理学を学ぶことによってお客様の考えが分かるようになり、結果成績とつながっていくといった考えが持たれています。
お客様の心理を分析出来れば、ちょっと前に流行った「KY(空気読めない)」な販売をしないで済むので、お客様にも喜ばれ、自分もうれしいという一石二鳥な技を習得できるんじゃないかな。