新入社員と心理学

5月を過ぎると侵入し社員の間で流行する病気があります。
それは、五月病。

社会という新しい環境になれず、がむしゃらに出勤してきた4月に対し、ゴールデンウィークという考える時間がたっぷりあると、
「どうしてこんなにつらい思いをして仕事に行かなくてはならないのか」
「毎日が休日だったらいいのに・・・・」

といった考えが脳裏をよぎり、その考えで頭の中がいっぱいになったとき、新入社員は、五月病という病気にいとも簡単にかかってしまうのです。

こう言うときのために、福利厚生の行き届いている企業では、社内にカウンセラーがいて、心理カウンセリングを行ってくれたりもするらしいのですが、この不況のご時世、カウンセリングといったものは真っ先に経費削減にと排除されて行っているでしょうね。

でも、うつ病になってしまう社員だっているのだから、心理的相談に乗ってもらえるようない人がいたら、日本でうつ病患者はもっと少なくて済むと思うんですけどね・・・。
買う側にも、うる側にも心理学というものは、永遠に解明できることのないブラックホールが潜んでいるように思います。

そういう私は、ゴールデンウィークは仕事でしたから、五月病にかかっている暇はありませんでした。
その代り、夏にお盆休みを交替で取得するのですが、その時にそのしっぺ返しが来そうで怖いですね。

私の勤めているショップは住宅に比べれば、単価はその比較にはなりませんが、それでも皆さん家族で話し合ってボーナスなどをはたいて購入にいらっしゃいます。
今は、先輩の後で、先輩とお客様とのやり取りをメモして自分なりにその会話を解析して、お客様に購入する意思があるのかなどを日報で報告し、翌日上司からそれについてのアドバイスをいただくといった販売心理学を自分で学ぶような感じで、勉強になっています。

新入社員は毎日が勉強なのです。